看護部のご挨拶とご紹介Greetings and Introductions

看護部 部長 上杉

私たちは常に患者様の立場にたって物事を考え温もりの伝わる看護を提供します。

私たち看護師は、病院理念を基に半世紀の長きに渡り、地域における整形外科を中心とした急性期医療を担う病院として救急医療・看護に取り組んでまいりました。同時に退院後に、ご自宅での生活ができるように訪問看護と訪問リハビリテーションも行っています。
また、これからの時代の変化と地域におけるニーズに対応していける病院となるために、それぞれの看護師が専門知識や技術を発揮できる体制を取りながら、医療チームの一員として急性期から回復期にかけて看護する中で"常に患者さまの立場に立って物事を考え温もりの伝わる看護サービスの提供ができる"看護師の育成を行い続けております。

看護部長 上杉 康司
  • 第2病棟

    患者様が笑顔でこの病院で良かったと喜んで退院できる病棟を目指して。

    令和6年2月より、一般病床36床と地域包括ケア病床14床の50床の病棟に編成しました。整形外科を主とし内科、外科、脳外科の混合病棟です。手術目的の入院が多く、また殆どが緊急入院です。毎月25~30件の手術があり、術後は早期離床を目標としリハビリを行い在宅復帰できるよう支援しています。
    地域包括ケア病床は、急性期の治療が終わりリハビリの継続や在宅復帰にむけて「準備を整える」ことを目的に援助していく病棟です。多職種と連携し患者様にあった退院支援ができることを目指しています。

    この病院で良かったと喜んでいただける病棟を目指し、患者様が笑顔で退院できるようスタッフ一同頑張っています。
    多忙ではありますがスタッフ間のコミュニケーションも良く活気のある病棟です。

  • 第3病棟

    安定期患者様とご家族様に寄り添う、ケア病棟。

    45床を有する障がい者病棟です。
    急性期医療を終え、症状が安定している患者様で継続して医療処置が必要な患者様が入院されています。主な疾患は整形術後、脳血管障害による後遺症、誤嚥性肺炎、パーキンソン病、腎不全患者等です。高齢者が多い傾向です。看護としては、口腔ケア、入浴介助、オムツ交換等の日常生活援助や中心静脈栄養、経管栄養、痰の吸引、創傷の処置など患者様の状況に合わせたことを行っています。
    看護スタッフの年齢層は20代から60代です。様々な看護の経験があり、家庭を持ちながら働いているスタッフも多い為、お互いに協力関係もあります。年齢層は幅広いですが、全スタッフで協力し合い、和気あいあいとした雰囲気を大切にしています。

    患者様、家族様に寄り添いながらケアを行いこの病院で良かったと喜んで頂ける病棟を目指しています。

  • 外来

    明るく元気に「病院の顔」であるということを自覚して。

    当院の外来は24時間救急の受け入れをしております。主に整形外科、脳神経外科、外科、が多いです。勤務時間は、日勤と夜勤当直の2交代制ですが、夜診も対応しています。
    また、内科、循環器の診療科もあり、内視鏡も行っています。このため、幅広い知識と一人一人の患者様にあった対応を心掛けております。

    スタッフは皆明るく元気で和気あいあいとしていて休憩時間は笑いが絶えません。
    外来は"病院の顔"であるということをスタッフ一人一人が自覚して、来院される患者様と家族様に対してスムーズに診療治療が受けられるように、医師をはじめコメディカルと協力のもと務めております。

  • 手術室

    多職種連携しながら安全にかつ円滑に。
    患者様の不安が軽減できるよう努めています。

    手術室では整形外科・脳外科・外科の手術に対応しており、年間約400件近くの手術を行っております。医師・看護師・放射線技師・看護助手など多職種連携しながら安全にかつ円滑に遂行できるよう取り組んでいます。専門性向上に向けて新人看護師と先輩看護師がペアになり知識・技術の習得を目指しています。

    中央材料室業務も兼任しており超音波洗器・オートクレーブ滅菌器・EOG滅菌器を設置し使用する器械の洗浄・消毒・滅菌を行い器械の提供を行っています。
    また、手術中だけでなく、手術前に患者様の病室に訪問させて頂き、少しでも患者様の手術に対する疑問にお答えし、不安が軽減できるように努めています。

  • 訪問看護

    その人らしく生きていけるようサポート。

    当院の訪問看護は小規模ながら、利用者様や家族が、自宅で安心して、その人らしく生きていけるようサポートさせて頂いております。

    利用者様の状態を観察したり、自宅での生活状況の確認、内服管理の他に、膀胱留置カテーテル管理、人工肛門処置、経管栄養注入、インスリン注射、点滴などの医療処置もさせていただきます。

  • 看護部教育委員

    病院の理念と看護部の理念を基に、信頼される質の高い看護が提供できる看護職員を育成します。

    教育目的

    チーム医療における看護の役割を認識し、質の高い看護を提供できる看護者を育成する

    目標

    1. 看護の視点で患者をとらえ、回復過程を促進するような看護実践力を身につける
    2. 自己の役割を認識したチーム活動ができる
    3. コミュニケーション能力を高め、患者・家族との良い人間関係を構築できる
    4. 自己研鑽に努め、積極的なキャリア開発ができる

    新人教育

    プリセプター=実地指導者

    新人看護師が早期に職場適応ができるようプリセプター制度(新人NSに近い存在の相談相手)を導入しています。所属部署において、教育委員やプリセプターが中心になり、技術チェックリストを用いて支援しています。スタッフ全員で新人看護師の成長を見守っています。

    年間スケジュール

    入職時、新人看護職員研修ガイドラインに沿って研修を実施。5月からは、毎月テーマをきめて集合研修を行っています。集合研修では同期入職者といろいろな思いを共有し、刺激し合うことも目的としています。

    • プリセプター会議実施
    • 看護補助者に対して研修実施
    • 看護師に対して「看護補助者指導」の研修実施
    • その他研修
      院内・院外研修に積極的に参加してもらい、それぞれの段階に応じた知識、技術、態度を身につけてもらうよう支援しています。
  • 業務委員会

    スタッフ全員が統一した看護業務が出来るように。

    年間を通して、看護業務マニュアルや看護補助者マニュアルなどの各種マニュアルの作成及び改定を行い、スタッフ全員が統一した看護業務が出来るように活動しています。委員の現場からに意見を尊重し、良いマニュアルができるように、まじめにかつ、楽しい会議を心掛けています。

  • 医療安全対策委員

    患者様の安全、安心を確保するためのシステムづくり。

    患者様の安全、安心を確保するため、重大事故につながらないように、病院内で起こったどのような些細なことでも報告し合い、対策を共有することが安全対策です。その為に職員は日頃からヒヤッとしたこと、ハッっとしたことを医療安全に報告し、検討して安全なシステムづくりを行っています。

    また、医療安全の研修を積極的に行い、職員ひとり一人の安全意識を高めています。